産休を伝えるタイミングは?会社で妊娠報告をする時期を相手別に解説
妊娠すると産休や育休が必要になったり、体調不良により今まで通り働けなかったりするため、会社にはあらかじめ報告や産休の申請を行う必要があります。しかし、初めての妊娠では、会社にいつ頃伝えるのが適切かわからないこともあるでしょう。そこでこの記事では、会社での妊娠報告や産休申請のタイミングを解説します。
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会社で妊娠報告をするタイミング
会社で妊娠報告をするタイミングを、以下の相手別に解説します。
- 直属の上司
- 同僚・他部署の人
- 取引先の人
直属の上司
会社での妊娠報告は、初めに直属の上司に伝えましょう。タイミングは、妊娠発覚後すぐ、もしくは妊娠8週目以降に胎児の心拍数を確認した後が一般的です。妊娠初期は、つわりや貧血などの体調不良を起こすことが多いので、早めに伝えると、仕事の調整をしてもらいやすくなります。また、自分で報告する前に上司の耳に入ると失礼になるので、正式に伝えるまでは、同僚にも言わないようにしましょう。
同僚・他部署の人
上司に報告後は、他の人に伝える許可をもらい、同僚や他部署の人に妊娠報告をしましょう。タイミングは、上司に報告した直後や安定期に入ってから伝える場合が多いです。事前に伝えると、体調不良時にも仕事を協力してくれるようになります。伝える方法は、口頭やメールどちらでも大丈夫なので、仕事の状況に合わせて行いましょう。
取引先の人
取引先の人は、早めに報告すると気を遣わせてしまうため、産休直前に伝えることが多く、仕事の状況によっては伝えない場合もあります。しかし、体調が安定せず業務に支障が出る場合は、伝えた方が無難です。引き継ぎが必要な場合も、スケジュールや業務内容を確認して、早めに伝える必要があります。報告するか迷った時は、上司に確認をして判断を仰ぎましょう。
産休の申請をするタイミング
産休の申請をするタイミングは、以下の2つです。
- 会社規定に合わせる
- 産休の1ヶ月前までにする
会社規定に合わせる
産休の申請をするタイミングは、会社によって期間が決められていることがあるので、規定に合わせて行いましょう。申請期間が過ぎた後でも受理されないことはありませんが、会社に迷惑がかかるので、決められた期間に行うことが大切です。
産休の1ヶ月前までにする
会社規定がない場合は、出産予定日の半年前から上司や同僚と相談を始め、1ヶ月前までには産休申請を行います。直前になると会社に迷惑がかかるので、1ヶ月前までに済ませると安心です。また、産休と有給を合わせる場合は、有給申請も合わせて行いましょう。
妊娠報告までに準備しておく事
妊娠報告までに準備しておく事は、以下の3つです。
- 産前・産後の働き方を決める
- 出産予定日の計算する
- 有給休暇の日数を確認する
上司に妊娠報告する際に、産前・産後の働き方や出産予定日について聞かれることがあります。聞かれた際、スムーズに答えられるように、出産予定日を計算し、フルタイムや時短など勤務の希望を決めておくことが大切です。産後の働き方については、復職や退職を含めて考えましょう。
また、早めに産休を取りたい場合は、有給と合わせることができるのか、有給休暇の日数はどのくらい残っているかなどを確認する必要があります。
妊娠と産休の報告は余裕を持って行いましょう
会社での妊娠報告は、妊娠発覚後すぐや胎児の心拍数を確認した時の早い段階で、直属の上司から順番に伝えます。早めに伝えると、つわりや貧血などの体調不良時にも、仕事の調整をしてもらいやすくなります。
また、産休の申請をするタイミングは、会社規定がある場合はそれに従い、規定がない場合は産休の1ヶ月前までには済ませることが大切です。妊娠すると、これまで通り業務が行えないこともあるので、報告は余裕を持って行いましょう。